イゼナックス フロアムク床材

 

イゼナックスは、伸びや縮み、暴れを極力減らした寸法変化の少ない床材です。
1986年に、イゼナが日本で初めて
床暖房用のムク床材「イゼナックス栗」を商品化しました。

★やさしい感触と自然な風合いが楽しめ、通常のフローリング床材として使用できます。
★素足による感触が大変心地よく、合板フローリングに比べ良い歩行感が得られます。
★時間とともに味わい深くなり飽きがきません。
★表面を削り取れば、簡単に再生することができます。

<イゼナックス栗> <床暖房用・一般用>

栗
別名シバグリ。栗材は水湿性に強いため保存性、耐久性が極 
めて高く、変形が少ないのが大きな特徴です。利用価値が多
く、家屋の土台、湯殿板、船の舵などに最適です。また椀、
盆、なぐりにして濡れ縁用等に使用します。特に芯材の耐朽
性がきわめて高いことが栗材の最も大きな特徴です。 

 

<イゼナックス楢> <一般用>

楢
『イゼナックス楢』はミズナラとコナラが使われています。
楢の材質は重硬、柾目には虎斑模様があるのが特徴です。用
途は、家具や生活用品としてのお盆や皿等の器物、建築材と
しては床材やドアなどに。また、炭材、椎茸原木、洋樽に使
われています。世界的に日本のミズナラは良材とされ、ヨー
ロッパでは高級家具用材として愛好されています。


品名・寸法・価格(本体価格・消費税は別途にかかります)

<根太用 75mm巾>
■品 番:1030
■品 名:イゼナックス栗DX
■タイプ:一間 乱尺
■サイズ:長さ1818×巾75×厚さ15mm
■用 途:全メーカー床暖房用
■入 数:1.64m2/12枚
■価 格:14,400円/m2  23,616円/箱


■品 番:1040
■品 名:イゼナックス栗ST
■タイプ:一間 乱尺
■サイズ:長さ1818×巾75×厚さ15mm
■用 途:一般用
■入 数:1.64m2/12枚
■価 格:10,700円/m2  17,548円/箱


■品 番:2040
■品 名:イゼナックス楢ST
■タイプ:一間 乱尺
■サイズ:長さ1818×巾75×厚さ15mm
■用 途:一般用
■入 数:1.64m2/12枚
■価 格:10,500円/m2  17,220円/箱

*全て無塗装品になります。
*全メーカー床暖房対応品は、生産時含水率を5%以下に人工乾燥させたものです。
*一般用は、生産時含水率を8%前後に人工乾燥させたものです。
*送料(+消費税)は別途必要です。お問い合わせください。
*その他の寸法、材種につきましては別途ご相談ください。
 施工後において「木目や木色の違い」「面取り寸法の大小」 「小節の有無及び大小」
「構成材の長さの大小」などの苦情はお受けできません。
 いずれの場合も施工前にご確認の上、ご連絡ください。


イゼナックス断面図


イゼナックス姿図

一間タイプ(1818mm)四方ザネ四方面取りにしてあります。
様々な長さの300〜900mmの部材3〜5枚を、フィンガージョイントで構成しています。

<一間タイプ>
姿図

        *300〜900mmの部材をつなぎながら、1818mmにカットするため、
         端材に150mm位の材が入る場合があります。


フィンガージョイント構成図
構成図


       *フィンガージョイント部は表面には出ません。


イゼナックス断面(単位:cm)

寸法図

 

接着剤について

★イゼナックス栗DX、イゼナックス栗ST、イゼナックス楢STの
 フィンガージョイント部に接着剤を使用しています。
商品名・・・・・・・・・マルカボンド EX862R
会社名・・・・・・・・・(株)マルバン
化学名・・・・・・・・・酢酸ビニル重合体エマルジョン
ホルムアルデヒド基準・・F☆☆☆☆

2002年1月には厚生労働省が室内濃度の指針値(48μg/m2)を設定し、
さらに2002年7月の建築基準法の改正によりホルムアルデヒドを発散する
建材について技術基準が定められ、2003年7月から法規制が行われています。

ホルムアルデヒド発散等級区分
F☆☆☆☆・・・平均値0.3mg/L以下 最大0.5mg/L以下(デシケーター)

問題となっている“ホルムアルデヒド”とは、住戸内の木質建材や接着剤の
防腐剤として使用されているホルマリンが気化したものです。
ホルムアルデヒドの人に及ぼす影響については、個人差がかなりありますが
シックハウスの主な原因物質の1つと言われています。
大量に吸うことにより 眼・鼻・呼吸器が刺激され、くしゃみ、咳、よだれ、
涙、また高濃度のホルムアルデヒドでは、呼吸器疾患などの症状が現われます。

必ずご確認のうえ、ご採用ください

★天然のムク床材は生きています。
 季節による湿度変化によって、ムク材特有の伸び縮みが生じます。

★高温タイプの床暖房には、床暖房の高い温度による収縮を少なくした
 イゼナックス栗DX(全メーカー床暖房対応)をお薦めしています。

★一般用は、床暖房にご使用にならないでください。

★柾目と板目の混ざった材です。

★フィンガージョイン部に少量の接着剤を使用していますが、
 接着剤に関しては「接着剤について」をご参照ください。

★フィンガージョイン部にV溝はありません。

★人工乾燥したムク材ですので、現場の状況(湿度)に応じた
 取り扱いをしてください。


ムク材特有の寸法変化が気になる方は、ご使用にならないでください。

<寸法変化>
・十分な乾燥処理をしていますが、
 ムク材特有の動きを完全に止めることは出来ません。
 空気中の湿度変化や床暖房の熱によるムク材内の含水率変化により、
 伸び縮みが生じることは避けられません。特に乾燥した冬の季節に
 床暖房を使用しますので、1mm前後の隙間が開く場合があります。
 (但し、床暖房の温度や使用方法により大きく変化する場合があります)
・突き合わせ部分に多少隙間が生じる場合があります。
・雨期など湿気の多い時期に対する「伸び」の対策は確実に行ってください。
*巾木下、敷居下、框(かまち)、コンクリート、石などに突き当たる部分は、
 必ずエキスパッションを5mm以上取ってください。

<床鳴り>
・床暖房の使い始めと使い終りの時期に、床材の乾燥状態が変化することにより、
 きしむような床鳴りがする場合があります。

<使用上注意>
・床暖房を使用する場合は、ラグマットや電気カーペット、
 こたつなどは置かないでください。
 ラグマットなどを敷くことにより床暖房の温度が40度以上に上がることもあり、
 床材が大きく変形する場合があります。

イゼナックス栗DX・イゼナックス栗ST

◆多様な木目と木色の濃淡が混ざり、その中に「小節」が含まれる場合があります。

◆楢材に比べ多少やわらかい材です。

◆黄色がにじんだようなムラが混ざる場合がありますが、時間と共に表面の色に
 馴染んでいきます。気になる方はご採用にならないでください。

◆台所、洗面所、トイレなどで跳ねた水がしみ込み、
 黒ずむことがありますので長時間放置しないでください。

イゼナックス楢ST

◆多様な木目と木色の濃淡が混ざり、その中に「小節」が含まれる場合があります。

施工上のご注意

◆イゼナックスは、人工乾燥を施すことにより、収縮を少なくしたムク材です。
「水分や湿気」による伸びなどの変形をなくしたムク材ではありません。
 一般のムク床材と同様「水分や湿気」による伸びに対する配慮は
 充分行ってください。

◆合板タイプの床材とは、湿気や温度に対する特性が違います。
 現場の状況に合わせた施工方法を確実に行ってください。

◆「湿気の多い部屋」「地下、モルタルの乾ききっていない部屋」
 「グランドレベルより低く、また防水施工がされていない部屋」の場合は、
 施工が可能かどうか良く検討してください。
 施工が不可能な場合がありますので、ご注意ください。

◆5mm以上の「エキスパンション」は必ず設けてください。
 巾木下、敷居下、上がり框(かまち)、サッシ部、石材との突合せ部、
 コンクリート打ち放しの壁部など「部 屋の全周囲」に設けてください。

◆施工現場が高湿度の場合、現場の環境になじませてから施工してください。

◆置き床工法(ネダフォーム、ユニットフロアーなど)の場合は、
 床材の下地として必ず12mm以上の耐水ベニアを使用してください。
 床構造材が基礎に対して固定されていない為
「湿気」などによる床材の変化に対して抑えきれない場合がありますので、
 ムク床材使用にあたっては充分お気を付けください。

◆床下は、建築基準法に基づく床下換気を充分に取ってください。
 置き床構造の場合は、特に床下換気にお気をつけください。

◆根太(高さ45mm以上)は、303mm間隔に組んでください。
 床暖房使用の場合、大引き、根太は段違いを防ぐため乾燥剤を使用の上、
 必ずプレナー仕上げをして凸凹のないようにしてから床材を施工してください。

◆床暖房を使用しない場合や床下の湿気が多い場合は、根太の上に
 12mm厚以上の耐水合板を敷き詰めてから施工した方が良い場合もあります。

◆釘は38mm以上のフロアー釘を使用して施工してください。

◆接着剤を使わず釘だけで止めることをお奨めしますが、
 もし接着剤を使用する場合は KU928C(ウレタン系 硬化時に
 炭酸ガスしかでない F☆☆☆☆)など、コニシ(株)から発売されています。

*施工上の注意を必ず熟慮し、配慮検討してください。
「配慮検討不足」「床構造欠陥」及び「現場管理不備」などのために
 発生した故障に対し、当社では責任をもてません。
*また施工において「木目の木色の違い」「面取り寸法の大小」
「小節の有無及び節の大小」「構成材の長さの大小」などの
 苦情は一切お受け出来ません。
 いずれの場合も施工前に必ずご連絡ください。

イゼナからのお願い


・せめて材達が生きてきた時間くらいは使ってください。

・再利用(リユース)していただくことをオススメしています。

とても貴重な樹達です。ぜひいつまでも大事に大切に使ってください。
改築やどうしても取り壊さなければならない時は、どうか丁寧に取り外して
何度でも再利用してください。その場合は、根太に対して*接着剤を使わずに、
釘だけで止めてください。何度でも簡単に取り外すことができ、
使うことが出来ます。長年使ったムク材ですから、
当然キズなどが沢山ついていますが、見苦しいキズではありません。
家族の生活履歴を刻み込んだ年輪です。

*接着剤を使用しない場合は、季節によって踏み音がでる場合がありますが、
 特別不快な音ではないと思います。空気中の水分量が季節により変わるため、
 ムク材が水分を吸収したり吐き出したりするために起こる現象です。
 無垢の木にとっては、とても自然なことです。
 そこに無垢の木の良さがあります。一年中どの季節にも
 全く変化しないことを木材に求めることは、本来不自然なことです。

・無塗装を基本にしています。

今までは、傷つきや汚れを防ぐためにウレタン塗装が望まれていました。
しかし、ウレタン塗装などで塗膜してしまうと、
湿気を吸いにくくしてしまいます。水分による変形は起こりにくくなりますが、
ムク材の持っている優れた特性を損なってしまいます。
ムク材は塗装しないで使ってこそ、
本来の良さがあらわれ優れた特性を発揮してくれるのです。

★ムク床材は、貼り合わせの合板フローリングに比べ、
 製造時に発生する二酸化炭素は8分の1くらいと言われています。
 (有馬孝禮 著「エコマテリアルとしての木材」より)



イゼナックスは、イゼナ独自のオリジナルブランドのため、
他では販売しておりません。直接、弊社にご連絡ください。

<注文方法>

◆お見積用紙にご記入の上
 メール(izena@izena.co.jp)、FAX(04-7181-1510) などにてお送りください。
 折り返しお見積書、注文用紙を発行させて頂きます。

  FAX用紙をダウンロードする方は

  →イゼナックス・見積依頼PDF

<納期>

◆すべて受注生産です。
 ご注文を頂いてからの生産になります。
 在庫をしてませんので、即納することが出来ません。
 必ず出荷できる日程をご確認の上、ご注文ください。

◆通常、1ヶ月以内に出荷致します。
 但し、時期や数量により変わる場合がありますので、
 採用が決まり次第お早めにご連絡ください。
 *工事中に不足が生じても即納することが出来ませんのでご注意ください。

<支払い方法>

◆現金ご入金確認後、商品を発送させて頂きます。 

<送料>

◆送料につきましては、必ずご確認ください。

<ご注意>

◆価格及び仕様は、2011年4月現在のものです。
◆改良のために変更する場合がございますので、ご注文の際はご確認ください。
◆消費税は別途かかります。



ミニ知識


<栗材について>

双子葉植物 離弁花類 ブナ科 クリ属 落葉高木
別名 シバグリ/ブナ科/クリ属/広葉落葉樹の中高木。
『桃・栗3年、柿8年』と言われているように比較的成長が早く、材は他のブナ科の木に比較すすると、やや軽く柔らかい木材です。また、タンニンを取るための原料として用いられています。分布は石狩、日高以南の北海道、本州、四国、九州と日本全域の山野に自生し、また植栽されています。栗材はもっとも古い栽培植物の一つです。主な用途は水湿性に強いため保存性が高く、土台や枕木、湯殿板、船の舵が有名です。特に芯材の耐朽性がきわめて高いことがクリ材の最も大きな特徴です。その他に椀、盆、なぐりにして濡れ縁用等に使用されますが、一時期枕木に多用された為、激減してしまいました。長野県では昔から洪水時の水流を和らげるために丸太で組んだ「聖牛」というものが河原に組み立てられています。これも耐水性が強いため、栗材が使われていることが多いようです。栗材は4千年前の縄文時代から竪穴式住居の主要構成材として使われていたことが発掘により多く確認されています。三内丸山遺跡の6本の巨大な栗の柱、能登半島の能都町・真脇遺跡では26本、新潟県寺地遺跡では5本などが見つかっています。金沢市のチカモリ遺跡では巨大な栗材を縦半分に割った10数本の柱を直径約7メートルの円形平面に配置した特異な建造物が発見されました。集会所や祭場などに使われたと考えられています。
群馬県月夜野町の2300〜3500年前の縄文時代の集落である矢瀬遺跡では、栗材を縦半分に割った巨木による方形木柱群が多数発掘されました。新潟県西蒲原郡巻町の御井戸遺跡でも縄文晩期・弥生・古墳時代にかけての複合遺跡の中で栗材と見られる木柱88本が出土しました。これらには木の実の生産量が低下する樹齢20年以上の樹木が使われていたようです。また、古墳時代(4〜7世紀)以降にしかない技術と考えられていた栗材と薄いヒノキ材を組み合わせ、その上に土をぬって高床建物の壁にした「網代壁」が縄文中期(4000年前くらい)の遺跡からも発見されました。
このように栗材は私達日本人にとって最も関わりの深い木材の一つなのです。山にもともと生えている栗の実は小さく、“シバグリ”ともいわれていますが、現在店で売っいる大きな栗は、野生の栗の木を改良したものです。

<楢材について>

ミズナラについて ブナ科コナラ属落葉広葉樹です。別名オオナラともいわれています。ナラと言う呼び名は「鳴る」が変形したもので、風が吹くと葉が良く鳴ることに由来すると言われています。楢というと木材関係では、ミズナラを指していることが多いようです。材に多量の水分を含み燃えにくいことに由来しています。10月頃には、ドングリの実をつけます。コナラが小さくて細長いのに比べると、ミズナラはずっと大きくコロコロしています。東北地方の一部ではドングリをおやつ代わりに食べているところがあるそうです。日本のミズナラに近いものが、英国やアメリカ北部でオークとよばれているものです。古くから船舶、家具の材料として欧米の人々の生活に深く根差した材料です。日本のミズナラは良材とされ、明治時代にはその多くがヨーロッパに輸出されていました。
コナラについて ブナ科コナラ属落葉広葉樹です。名前の由来は、小さい葉の楢から来ているようです。コナラも分布域は、ほぼミズナラと一緒です。用途もミズナラとほぼ一緒ですが、伐採しても切り株から新芽をよく出すために、薪、木炭として使われてきましたが、現在では主としてシイタケのほだ木に利用されています。