さ行

 

【シートヒーター】

厚さの薄い面状ヒーターのことであり、アクアレイヤーはカーボンの粉をペースト状にしたものを塗ったヒーターを使っている。その他シート状ヒーターとしてはアルミ箔を貼ったものや細い発熱線をスダレ状にした物がある。アクアレイヤーは自由な設計に対応するため、ヒーターの長さも自由に決められなければならず、カーボンシートヒーターを使っている。

 

【自然対流】

水を入れた容器の一部を暖めてやると、そこに接している水の温度が上がり、周りの水より軽くなるため上昇してゆく流れができる。反対に氷などで冷やされれば重くなり下に沈んでゆく流れができる。その流れを言う。(地球の大気も海水も太陽により温められたり、宇宙から熱を奪われたりしながら対流をおこし、私たちに穏やかな環境を与えてくれている。)

 

【室外機】

ヒートポンプシステムにおける熱を作り出す主要部分。室内機と組み合わせて熱を放出して暖房にしたり、冷風を吹き出して冷房にする。床暖房用の室外機はボイラーのように温水を出すことができる。(ヒートポンプはこれからの熱源として最も重要な設備である。)

 

【遮熱】

直射日光を遮り室内に熱を入れないこと。熱放射による熱線(遠赤外線電磁波)を反射させて熱の浸入を妨げること。

 

【集熱金属板】

床に射し込んだ直射日光で直接アクアレイヤーに効率よく熱を伝えるための、太陽熱吸収用金属板のこと。
床材部分は透明ガラスとしてその下に空気層を介して設置するイゼナ独自の構造。

 

【集熱床材】

床に射し込んだ直射日光で直接アクアレイヤーに蓄熱させる時の効率の良いアルミ製の床材。アルミ伝熱根太と組み合わせて使うイゼナ独自の新しい考え方の床材。

 

【重量衝撃音】

軽量衝撃音参照

 

【従量電灯】

今まで一般家庭で電力会社と契約している種類。24時間いつでも電気料金は変わらない。これに対して、時間帯により電気料金が変わる時間帯別契約と季節によっても料金が変わる季節別時間帯契約もある。また、深夜時間帯しか使えない深夜電力契約がある。

 

【省エネルギー】

エネルギーをできるだけ使わないようにしようという考え方。環境問題から出てきたのではなく、政治的なことで起こった、石油の輸入量を減らそうということが原点。石油の消費量を減らすことは排気ガスも減ることになり、環境問題の用語に変化していった。省エネは石油エネルギーを減らすことであるが、必ずしも単にエネルギーを減らすことではない。太陽エネルギーを使用するのであればいくら使っても良いことであり、特に自宅の敷地内で得られた太陽エネルギーの消費は自由である。太陽エネルギーを用いて水から水素を取り出しエネルギー源とする社会になれば、排気ガスによる環境問題としての省エネでなく、各家庭が水素を購入するための、又は水素の自家生産量に合わせるための省エネになるだろう。

 

【真空ガラス】

一種のペアガラスであるが、違うところはガラスとガラスの間に気体が入っているのではなく気体を抜いて真空にしてある。ペアガラスの場合は気体の熱の伝わり方の悪さを利用しているため、ある程度までガラス間の距離が有った方がよいが、真空ガスの場合は真空層が確保されれば良く、厚さにはほとんど影響されないので、全体を薄くすることができる。熱を通さない性能はガラスの中で最も高く、ペアガラスの0.4〜0.7倍であり、一枚ガラスの1/5ほどである。トリプルガラスより25%程熱を通さない。一般的に家から逃げる熱の内、ペアガラスでも窓から逃げる分は半分くらいになることが多い。それを真空ガラスに変えると家から逃げる熱を30%以上減らすことができる。窓の省エネはいたって大切である。

シングル5.5kcal/㎡h℃ ペア3.3〜1.6kcal/㎡h℃ トリプル1.5〜1.4kcal/㎡h℃ 真空1.2〜1.1kcal/㎡h℃

 

【シングルガラス】

1枚ガラスのこと。単板ガラスとも言い、従来からあるガラス1枚のサッシを言う。(熱の逃げ方はペアガラスの約1.6〜3.4倍、真空ガラスの約5倍であり、エネルギー問題が大テーマの現在に於いて使うべきではない。)

 

【深夜電力】

昼と夜の電力使用量をできるだけ平準化しようということで生まれたシステム。特に、簡単に止めることができない24時間運転の原子力発電の夜間余剰電力を効率よく使い、昼間に必要になる化石エネルギーによる発電量を減らすという考え方に基づいている。夜の11時から朝7時までの時間帯に使う電力であるが、現在これを単独で契約することは少なく、時間帯別や季節別時間帯別契約をして、深夜時間帯にできるだけ電気を使うようにすることが多い。

 

【水素エネルギー】

石油に変わる次の時代のエネルギー。自動車を含めた技術開発の方向は、もう既に水素エネルギー社会の入り口に入りつつあることが感じられる。太陽を含めて宇宙を構成している元素の大部分は水素である。
つまり、人類が最終エネルギーとして水素に移行するのは必然だと思う。水素は水の電気分解で誰でもが簡単に得られる可能性がある。まして太陽電池が一般化しつつある現在、誰でもが太陽エネルギーから簡単に電気を取り出し、個人レベルで自由にエネルギーの調達が可能になるだろう。
水素からエネルギーを取り出すと基本的には水ができるだけであり、環境に対して、人間を含めたあらゆる生物に対して安全である。太陽からの光エネルギーから電気エネルギーに直接変換できる太陽電池を人類が発明したことは、水素エネルギー社会の到来の予告であろう。

 

【頭快足温】

頭寒足熱に対するイゼナが作った造語。床暖房に於いて、頭寒足熱だから快適なんだという説明が当たり前にようにセットとして使われているが、確かに、床暖房の上に立っていると「こもり熱」のため足の裏は熱くなってしまい「足熱」と言うことはできる。(これが快適であると思っている人は誰もいないんじゃないかと思う。足が熱くて頭が寒い家などだいいち今時ありえない。足がほのかに温かくなる機能を持った床暖房であれば、頭を含めて快適である。)

 

【頭寒足熱】

頭快足温参照

 

【潜熱蓄熱材】

深夜電力対応の床暖房の一つとして使われる、
液体が固まる時に放出する熱を利用する蓄熱材。
化学物質の特性を利用して溜められる熱量を多くした物。形状は2〜3cmぐらいの厚さで板状をしている。熱を溜め込むためには決められた温度以上に上げる必要がある。小さくて高性能がうたい文句であるが、リフォームなどで制約がある以外は特別使うメリットが有るとは思えない。(床下はスペースがいくらでもあるのでわざわざ薄く寿命のある化学物質を使う必要もなく、水やコンクリートで十分である。)

 

【ソーラーハウス】

太陽エネルギーを利用した家。太陽エネルギーの内の太陽熱を使うものと、太陽光で太陽電池を使うもの、また両方を使うことがある。アクティブソーラ参照。

 

【外断熱】

柱の外側に断熱材を取り付ける方式。断熱材で建物をくるんでしまうことになるので、その内側になる建物の全てに熱を溜め込めることになる。(断熱材を入れる場所は、好みやコストで決める問題ではなく、暮らし方に関わる問題である。外断熱にすることは生活の中に大きな蓄熱量(熱容量)を確保したことになり、冷めにくい家になるため、24時間冬中寒くない生活を求めている人に適している。)建物の耐久性も寿命も大きく延びる。