な行

 

【長手方向】

長方形の部屋で長辺側を言う。

 

【24時間暖房】

蓄熱性能のある家に蓄熱させる。溜め込んだ熱を徐々に放熱させ、一日中快適な温度の冬中寒くない暖房。(昼間の太陽熱や安価な夜間電力を利用して熱を溜め込み蓄熱できる家の暖房、温熱環境をよくした家の暖房。)

 

【熱損失係数】

家から逃げる熱の程度を表す数字。家全体から見た断熱性能を表す。家の中の熱は壁・屋根・床・窓・隙間を通して逃げる。その量は室内外の温度差と断熱性能に影響される。家からの熱の損失量を出すには壁・屋根・床・窓・隙間から逃げる熱量を一々計算しなければならないが熱損失係数があると簡単に家から逃げる熱量を知ることができる。熱損失係数の数値は小さい方がいいのであるが、同じ数値でも家が大きくなれば逃げる熱の総量も多くなり、ランニングコストも多くなるので気をつけなければならない。坪単価がいくら安くても、大きな家を作れば総額は高くなるのと同じ事である。

 

【熱伝導】

3つの熱の伝わり方の一つ。熱伝導の他には放射と対流がある。熱伝導は温度の高い方から低い方へ物質の中を伝わって行く現象。材料によって伝わる速度は大きく違ってくる。金属の様に密につまったものほど早い傾向にある。金属、コンクリート、木材、発泡材の順でどんどん遅くなる。非常に伝わり方が遅いウレタンを含めた発泡剤は、その為断熱材に利用されている。

 

【熱特性】

暖房熱の逃げ方、太陽熱の浸入量など、その家が持っている熱に関する特性。熱特性の設計が良ければ良いほど、暖冷房時のランニングコストが安くなり、なおかつ快適さが増すことになる。

 

【熱負荷】

暖房や冷房をするのに必要な熱量のこと。これが大きければ熱が逃げやすい家だったり、熱が入りやすい家ということになり電気代やガス代が掛かることになる。

 

【熱容量】

熱を溜め込める量。地球上に自然に存在する物質で最も熱が溜められるのは「水」である。溜め込める熱量が大きいということは、器が大きいというイメージであり、熱を入れてもなかなか一杯にならないということ。熱容量が大きければ温まるのに時間が掛かる分、たくさん溜め込んだことになるので、なかなか冷めないということになる。同じ熱を溜め込むのに水はコンクリートの約1/2の大きさで済む。熱容量を大きくすることは太陽熱利用と深夜電力利用にとって絶対必要条件である。