床暖房の選び方

 

温熱性能を考慮した家をしっかりと考え検討してください。

床暖房とは、床から熱が出て、暖かく感じさえすれば良いというものではありません。
家の構造や性能に対して、バランスの取れた床暖房を採用してください。
 
                     
失敗しない床暖房の選び方、考え方をお教えします。

1.まず、蓄熱タイプの床暖房にするかどうかを決めてください。
 
 蓄熱タイプは、熱をじっくりと溜め込み、時間をかけてゆっくりと放熱し、
 部屋を温める使い方です。通電していない時も暖かい状態です。
 そのためには、熱を溜め込める家(蓄熱量の大きい家)にしてください。
        
 ※使いたい時だけスイッチを入れて(通電している時だけ暖かい)
  室内温度をコントロールしたいという方には、蓄熱タイプの床暖房は適していません。
 
2.次に、床暖房の設置範囲(面積)を決めましょう。        
  
 床暖房は、*他の暖房機器(ファンヒーター、エアコンなど)とは違い、
 寒いから温度を上げようとか、寒いから暖房器具を
 1台買い足そうといった使い方とは全く違います。
 床暖房の設置面積により、蓄熱する量、放熱する量が必然的に決まります。
 その点を考慮し、床暖房の設置面積を決めてください。
 
3.家の総合的な断熱仕様を決めてください。
 
 快適な生活を送るためには、熱をできるだけ逃がさない断熱仕様にしてください。
 個々の部屋だけではなく、家全体の総合的な断熱を考えてください。
 
  断熱仕様のポイント:
  ●壁面、天井、床などの断熱材の仕様、気密性
  ●外断熱か壁内断熱か
  ●*窓ガラスの種類(真空ガラス、ペアガラスなど)
 などを考慮した家の設計にしてください。
 
 *窓ガラスの*熱貫流率:
  熱貫流率とは1℃の温度差の時に1㎡の面積を1時間で通過する熱量を表します。
  家から逃げる熱の半分以上は窓ガラスからと言われます。
  窓ガラスぐらいでと思われがちですが、
  熱貫流率の数値が少ない方が、熱を逃がさない優れた性能であるといえます。
  
 シングルガラス:約5.5 Kcal /㎡h℃
 ペアガラス:約3.3〜1.6 Kcal /㎡h℃
 トリプルガラス:約 1.4 〜1.5 Kcal /㎡h℃
 真空ガラス:約 1.0 〜1.2 Kcal /㎡h℃
 
 
寒いイメージ 暖かいイメージ 

アクアレイヤーは、熱をたくさん溜め込める床暖房のため、
快適な温熱環境を設計する場合に最適です!!

 断熱不足の家に、どんな暖房機器を入れても快適な生活を送ることはできません。
 断熱性能が悪くて、家から熱がどんどん逃げていては、
 いくら熱を溜め込めるアクアレイヤーでも、快適な温熱環境は得られません。
 もちろん他の暖房機器でも同じことが言えます。
 
 
★ところで、熱を溜め込める家の夏場はどうなの?
 夏の場合は、熱を入れない、溜め込まない工夫が基本になります。
 アクアレイヤーを利用し、夜の冷気を蓄冷して利用するという設計も可能です。
 
 
 アクアレイヤーは床暖房ですが、夏も快適です!